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アドラーに学ぶ|成功したいのに言い訳ばかりの人
人間は言い訳する生き物です。
いつも楽な方に流れていって結局、何も根気よく続かず、自分がやらなくなった理由を言い訳で塗り固める習性があります。
これは人間の習性のひとつでもあり仕方がないこととも理解できます。
しかし、これではいつまでたっても成功者になれません。未来を変えていくことはできません。
そんな時に、私は心理学者のアドラーの提唱する原因論と目的論のことを勉強して、成功に向けて一歩づつでも良いので歩みを進める様にしています。 自己啓発が成功のキーになります。
言い訳ばかりしている自分に(原因論と目的論)動画解説
原因論と目的論とは??
原因論
原因論とは、人間の行動を”原因”で解釈すること。
例で言うと、『●●だったのは●●が原因だ』ということ、よくありますよね。
具体例で言うと、
『泣き虫になったのは親の育て方が原因だ』
原因を追究するだけで、ここで終わっちゃいます。
もっと言うと、『今の結果はこの足かせがあるからだ、だからできないのだ』
ということだけで全く前向きではありません。

目的論
目的論とは、人間の行動を”目的”で解釈することです。
泣き虫でいるのは人に注目されたいという目的があるからだ。
そういった目的があるのなら、泣き虫をやめて「人に注目される仕事をしょう」。
目的を念頭に自分のとるべき行動をもっと前向きに考えていくことだと考えてください。
原因論はだめなの?
だめではありません。原因を追究することは科学でも役にたっています。
ただ、こと人間の成功や生活の向上という点で考えたら原因論だけにとどまっていては人生の悩みの解決になりません。
例として、「今自分が苦しい原因は今の会社に入ったからだ」と過去の原因を追究することに留まったとしても、それはもうどうしようもない事なので、そこに結論づけてしまうとそこで成長がとまってしまいます。
原因論で考えてしまうと、「じゃあ会社を辞めよう」程度の案はでるにしても、その次どうしようという考えには至らないわけです。
目的論がおススメな理由
上の「今自分が苦しい原因は今の会社に入ったからだ」という例を原因論に目的論を加えて考えると。
苦しい原因は、仕事の量が多くて毎日残業ばかり ⇒ 自由になりたい ⇒ 自由になる目的の為にネットビジネスを会社の時間の隙間に頑張ろう ⇒ 未来を自由にする
この様に未来を変えるための思考が身に付き、結果として自分を幸せにできるからです。
言い訳をしたくなった時には目的をつきとめる
言い訳をしたくなった時、実は無意識に求めていた目的が隠れています。
つまりこういう行為に対して、無意識に求めている目的があります。
行為の例 | 無意識に求める目的 |
毎日、同じことの繰り返してるなぁ | いつも安定していたい |
無駄にネットを見ている | 本当は刺激が欲しい |
他人をバカにする | 優れた存在になりたい |
愚痴ばかり言う | 仲間が欲しい |
左の列のネガティブな行為に対して、右側での無意識に求める目的があれば、その目的を別の手段で満たせば良いことになります。
一秒で目的論思考になれる質問
自分が行っているネガティブな行為をどうやって目的論思考で考えることができる様になるか、良い方法があります。
「本当はどうしたい?」
「なんのため?」
「どんな未来にしたい?」
「これからどうする?」
この質問を自分に投げかけてみてください。これらは原因を追究する問いではなく目的論思考に考える問いです。
目的論で考えて変わる例
では原因論で考えていたことを目的論で考えて劇的に変わる例を挙げてみます。
- 原因論の考え方
親のしつけのせいで暴力的に育った
- 目的論の考え方
暴力的なのは他人に協力させたいから
↓
他人に協力してもらえる様、リーダーシップを学ぼう
↓
勇気をもってリーダーシップ論を学ぶためセミナーに行こう!!
こうなる訳です。
有名な心理学者アドラーの「勇気の心理学」では、目的と勇気をもって時間やお金の自己投資をし続ければ未来を変えることができると提唱しています。
まとめ
「言い訳」の奥に「目的」がある
「言い訳」の奥にある「目的」を探そう
「本当はどうしたい?」、「なんのために?」、「これからどうしたい?」、「これからどうする?」を自分に問いかけよう
目的が明らかなったら、勇気をもって時間とお金の自己投資を行っていけば未来は変えることができます。