
職場の悩み、鬱はなかなか誰にも相談できない
会社に勤めていた時代、ストレスが極限まで達していたことがありました。
職場での悩みがエスカレートすると心や体調に悪い影響を与えます。時には鬱を引き起こします。
自己プロフィールにも書きましたが、とにかく愚痴と悪口が多い嫌な上司に毎日いろいろ言われて、数字にも追われていた時代に、会社でめまいで倒れてメニエール病と診断された時あたりです。
色んなストレスがありますが、主には人間関係が一番しんどかったです。特に上司や同僚との関係。
冷静に考えると、その頃、こんな症状がよく自分におきていました。
特に自分におきたのは次の6つの症状でした。
- 夜の寝つきが悪く、寝てもよく目が覚める (睡眠障害)
- いつも身体に鉛がついている様な状態 (疲労感)
- 通勤時、心臓が苦しくなってベンチに座りこむ(動悸・息苦し)
- 食べてもすぐ満腹と思ってしまうこと (食欲不振)
- 水を飲む量が劇的に増えた (口の渇き)
- 何事にも興味がわかない (無関心)
うつの症状を網羅するとこういうこともあるそうです。




全部はあてはまらかったのですが、私の症状、これらは全てうつの症状です。
私の場合、妻の支えもあってなんとか気を正常に保てていた部分もありますが、妻が当時の状態をみて、普通ではないと感じていたと語っています。
私はあまり覚えていないのですが、お風呂の中でぶつぶつネガティブなことを呟いていたのをよく耳にしたそうです。
主な原因は何だったか?
ちょうどコンプライエンスとかいう言葉が上場会社である勤め先に浸透し始めた時、何かにつけてパワハラとかセクハラとかモラハラとか叫ばれはじめ、会社も中間管理職に研修を施して徹底されはじめた時です。
もちろん上層部である社長、会長、役員たちは全くそんな教育をされずに生きてきてますから、パワハラ、セクハラ、モラハラは今まで通り、日常的にトップから中間管理職向けに繰り返されました。でも中間管理職であった自分は直接部下と接する立場なので、ものすごく注意深く接する日々が続きます。
これも大きな原因であったと思います。
こんな症状に悩まされるまで会社に勤めなければならないのか?
どうしてだろうか?
転身を考えるいいきっかけになりました。
転職ではなく転身です。転職では解決するどころか収入が減って更に状況が悪くなる可能性もあります。
自分を冷静に分析して、夢を描き改善
メニエールで倒れて、数日お薬の力を借りて寝込んで、すると寝不足が解消されて、ちょっと元気になってきて、冷静に自分がヤバい状況にあることを認識しました。
転身するしかない。
この状況を打開するため転身先となる何かを必死に探した結果、ネットビジネスにたどりつき、藁にもすがる思いで本気で取り組み始めると、やればやるほど成果が出てきて、おもしろくなってきてネットビジネスをきちんとやれば会社ともおさらばできて、自分の将来が明るくなる夢を持ちました。
ネットビジネスで成功できるんだと、会社を辞められるんだと現実的に感じられる様になり、今まで自分が身にまとっていた軽いうつが今度はネットビジネス成功へのプラスのエネルギーにとって代わり始めたのです。
実際にそうなりましたが 笑)・・・今では笑い話
もしかしたらちょっとうつかなと思う人へ
私は妻に支えられ、そして倒れたことがきっかけに冷静に自分を見つめなおすことが出来て、ネットビジネスにたどり着けた分、ラッキーだったのだと思います。
世の中には、私と同じ様なうつの症状を軽くかかえながらも会社に通い続けるしか生きる手段がなく、気づいたときには取り返しのつかない位、うつが悪化して社会復帰できない方も多くいると思います。
自分がうつだと認めることに抵抗を感じる方は多くいます。周りから、「おまえ鬱だよ」と言われて病気扱いされたと憤る方も多くいます。
でも他人が指摘するのではなく、自分が自分がうつ?なんではないかと疑うことはとても大事です。
症状が悪化すると自分が鬱であると認めることすらできなくなるケースが多いので、今、自分が正常だと感じていらっしゃっても定期的に診断を受けることをお奨めします。
ネットに医療機関が提供しているうつの診断が沢山あります。 いくつか試したみた中でも私がおススメのうつ診断のリンクを貼っておきます。いくつかの質問に答えるだけの簡単な診断テストです。
もし、このネットの診断で鬱かもしれないという結果がでたら恐れず病院に行ってください。
そして冷静になってみて、この状況を打開する方法を考えていきましょう。
私がそうであった様に、転身という一筋の希望の光がすべてを解決してくれることもありますので。